2008-11-11

【キーパーソン・インタビュー】   Huawei社長が語る端末戦略、WiMAX�

【キーパーソン・インタビュー】   Huawei社長が語る端末戦略、WiMAXや“ガラパゴス市場”について


日本法人であるHuawei Technologies Japan(華為技術日本、以下Huawei)の代表取締役社長で、Huaweiの東アジア総裁でもあるYan Lida(エン・リダ)氏に、日本における展開などについて話を聞いた。


日本では「ガラパゴス化」と言って、自虐的な論調が多数派?となっていますが、外からは必ずしもそうは捉えられていないようです。



――日本市場の印象について伺います。事業展開する上でのグローバルとの違いなど、驚いたことなどありますか?
 以前から聞いていましたので、大きな驚きは少なかったですね。ただ、非常に特徴のあるマーケットだと思っていました。日本市場は、総務省からの指示やオペレーターの動きにしても、長い時間をかけて計画的に動いているように思えます。総務省から政策が出る前には会合などもあり、その中である程度の方針が見えてきます。透明性が高く、わかりやすいと感じています。

日本市場は閉鎖的というのが「常識」と思っていましたが、この言葉には驚きです。日本市場に対応できないのはメーカーの怠慢なのかもしれません。


――日本の携帯電話市場はガラパゴスだという意見もありますが、72%が海外事業者からの受注を占めるHuaweiにはどう映っていますか?
 日本の業界の中で独自の特徴を持っていることに、プライドを持ってはいかがでしょうか。なぜかというと、今日本で流行っていることが、たぶん数年後にほかの市場でも流行ってくるのではないかと思うからです。それはとてもすばらしいことだと思います。

日本市場が他の市場と異なることが間違いであるような論調がありましたが、肯定的に考えるべきだと思います。
もっと自信を持つべきでしょう。

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