2008-06-24

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『ビジネス2.0』の視点 iPhoneの販売価格は日本の携帯市場を復活させる

iPhoneの販売価格は、日本の携帯メーカにとっては脅威です。NTTドコモ等は5万円前後で販売しているのですが、どうなるのでしょうか? NTTドコモは6月23日、山田新社長による記者会見の発表の中で、「価格を引き下げたい」というコメントを述べられています。7月11日からのiPhoneの販売状況などから具体的な対抗策を打ち出してくると思われます。

実質価格は2万3千円と非常に安いのですが、これは形を変えた「販売奨励金」モデルに過ぎません。
奨励金を代理店経由でユーザに還元するか、はたまた直接ユーザに還元するかの違いです。もちろん基本料金が下がったことは認めますが、これでは以前の世界に逆戻りではないでしょうか。

iPhone自体の価格は計算してみると分かりますが、6万円超なのです。ソフトバンクが4万円を出して上の「実質」価格で販売することを忘れてはいけません。


これだけの補助をしてiPhoneを売るということは、Appleの危機感の裏返しかもしれません。