2008-10-04

CEATEC JAPAN 2008:「肝要なのは得意分野を伸ばすこととβ版サービスを許�

CEATEC JAPAN 2008:「肝要なのは得意分野を伸ばすこととβ版サービスを許容すること」

今の日本に必要なものとして伊藤氏は「β版を許容する社会」を挙げた。携帯電話の世界に限らず、日本では「相当な高い完成度が最初から求められるレギュレーションがある。それを逸脱してしまうと、なかなか製品として世に出すことができない」(伊藤氏)という問題がある。一方米国などでは、β版としてまずは無料でサービスを開始し、ユーザーからのフィードバックを得つつ、徐々にサービスの改修を重ねていくことで新しいビジネスを生み出してきた土壌がある。GoogleやAppleはこうして魅力的な製品やサービスを作ってきたことを挙げ、日本の現状に危機感を抱いていると話した。

この部分は同感です。テレコムの世界では最初から「完璧」が求められていて、不具合でもあろうものなら非難囂々・・・ これも電電公社時代からのテレコムへの期待の高さなのでしょうけど。

一方のインターネットでは、ベータ版の連続で次から次へと機能工場が図られ、いつの間にかすばらしいものへサービスが進化していきます。

テレコムもこれに習うのがいいと思うのですが、世間は許してくれないなぁ、きっと。

よって、社会が変わることを期待するしかないわけです。


この部分だけではなく、伊藤氏の講演内容には同感できるところが多々あります。
日本は得意分野を伸ばすべき、とか、エージェントのお話など。

まだまだいろんなことが考えられそうですね、ケータイの世界は。

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